今日は建築許可の申請にあたり、四日市市役所でいろいろと調査をしてきました。
一通り調査が終わり、帰り道にこんなものを見つけました。
自分の生まれた年に制定された『四日市市民憲章』
最初に「自然を愛し緑と水のきれいなまちをつくります。」とあり
最後に「産業を育て活気あふれるまちをつくります。」と書いてあります。
『四日市公害』という教科書にも出てきた社会問題を背景にしていると思うと
その書かれている順番に深い意味を感じます。ちょっと深読みしすぎかな・・・
これを読んでいて、以前、四日市博物館の歴史紹介ブースでは『四日市公害』の部分が
スッポリ抜け落ちるような形の展示になっていて、随分と違和感を感じたことを思い出しました。
よくよく調べてみると『四日市公害』は市が率先して企業誘致していた背景があるみたいなので
博物館をつくる際には、評価が定まっている「光の当たる部分」だけを展示したのかもしれません。
役所の無謬性とつながる部分があるようで、さらに深読みしていまいそうです・・・
今は「四日市公害と環境未来館」として専門の展示が四日市博物館に併設されています。
今年、出来たばかりで、まだ行っていないので、いずれ新しくなったプラネタリウムと一緒に見てこようと思います。
駅裏にあるので、四日市に来た際には皆さんも行ってみてください。