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- 私の生い立ちと、家づくりへの想い
私の生い立ちと、家づくりへの想い
「家族」とは何かを教えてくれた大病
大工の家に生まれ、小さい頃は弟と一日中、外を走り回る生活をしていました。
そんな、やんちゃな盛りの5歳の時に「ペルテス病」という股関節の病気になり、突然の入院生活が始まりました。
退院後も車椅子や、装具を着けての生活を経験。
思うように動かない自分の体にストレスを感じる事もありましたが、
家族がサポートしてくれたことで「家族」とは何かを身をもって学ぶことができました。
何のために働くのかを考えた2年間
大工の父にあこがれて、工業高校の建築科に入学。
高校で出会った建築設計の魅力に惹かれて、卒業後は大学で引続き建築を勉強をすることに。
大学では教員免許も取得し、毎年、夏休みに高校で後輩の設計指導を行い、
生徒がひと夏で大きく成長する姿を目の当たりにし、教師になる道も考え始めました。
しかし、就職活動の時期になっても「設計」か「教師」か結論を出せず、
結局、大学院に通いながら、非常勤講師として高校で教鞭を振るうという二足のわらじを履くことになりました。
人の人生に深く関わる覚悟
大学院での2年間では、非常勤講師だけでなく、企業へのインターンシップも積極的に行いましたが、
どの場所に居ても思ったことは「人の人生に深く関わりたい」ということでした。教師が生徒と向き合い、
お互いの人生に深く関わりあうように、建築家も建て主の人生に深く関わるという部分では、
なんら変わりのない事にようやく気付くことが出来ました。
「家づくり」は、人生の中で家族を考える大きな機会です。
共に考えるパートナーとして「家づくり」に関わる全ての人々が
同じ方向を向いて作業が出来るよう、サポートしていく事が私の仕事だと考えています。
こちらも併せてご覧ください。⇒「私に出来る事」