小田達郎建築設計室-ブログ

2016.05.18 河芸の家

津市 河芸の家 <測量と現地調査>

測量道具を担いで、現在計画中の物件に行ってきました。

 

現存建物の古い図面を元に敷地図を描いていたので、

敷地寸法の確認と併せて、レベル測量(各部分の高さを測る測量)をしてきました。

計画の初期に現地調査に来ているので、大したレベル差はないことはわかっているのですが

工事の際や確認申請時に正確な数値が必要なので、崖地でなければ自分でやってしまいます。

高校で行った測量の授業が今に生きてきているので、高校の時の先生に感謝です。

 

DSC06811.JPG

DSC06861.JPG

 

現地調査は、計画初期にインフラ関係(水道、排水、ガス、電気)などの確認と共に、

敷地の様子(どの方向が開けている、隣地の窓の位置)や、町の様子(防犯、近所付き合いの有無)など

確認しながらぼんやりと、建物の立ち姿や、気持ち良い場所を探っていきます。

 

また、現地調査は出来るだけ複数回行うようにしていて

季節が変わってきた時にどのように感じるかも重要な要素になると思っているので

計画がうまくいかないなと思ったときは現場を訪れるようにしています。

 

改めての訪問で感じた部分があるので、この感覚があるうちにプラン改造に着手です。