先日より、お知らせしていたオープンハウスが無事終了しました。
想定したよりも沢山の方に来ていただいて、準備や片付け・建物撮影を含めて大忙しの1週間でした。
わざわざ、お時間を割いて来ていただいた方と、快くオープンハウスを許可して頂いたお施主様に感謝です。
本当にありがとうございました。
『建物の説明』だけでなく、『計画変遷の説明』や『模型と建物を見比べて』いただくなどしました。
同じ空間でも感じ方は人それぞれなので、色々な意見を聞かせていただいたことで、今後の励みとなりました。
来ていただいた方にご説明させていただいた『伝えたい2つのこと』
1. 自分がしたいことは『人の人生に深くかかわりたい』ということ
2. プランニングが命
『人の人生に深くかかわりたい』という部分は『私の生い立ちと、家づくりへの想い』でも書いていますが
住まいの設計をしている時も、四日市工業高校などで講師の仕事している時も
自分の能力を生かして、その人の人生により良い影響を与えたいという気持ちは一貫して変わることはありません。
また、私の設定する家づくりの最終目標は『家族が幸せになること』なので
あくまでも『設計』は過程であり、出来上がった住まいは家族を形作るための『器』でしかないと考えています。
しかし、『器』の形は、家族の形や在り方に大きな影響を与えるので
その『器』をつくる設計には大きな力が注がれるべきだとも考えています。
建築家は、ハウスメーカーなどに比べれば、構造種別から、設備機器、使う材料の種類まで自由に選ぶことができるので
プランニングの自由度は、ほぼ無限に広がり、家族にフィットする形の『器』を作るのにはもってこいです。
一方で、最終目標が『家族が幸せになること』であれば、自分にはフィットする『器』を作れないと判断したときは
勇気を持って仕事をお断りし、他の方法をアドバイスしなければなりません。
今までも、生意気にも仕事をお断りする場面が何度かありましたが
その家族にとってベストのアドバイスをしたと信じています。
これからも、相談してくださった家族にとってより良い方法は何か、真剣に考えていきたいと思います。